おたま日記です。
書いた人: セキグチ(2008/10/16 20:30:04)
書いた人: セキグチ(2008/10/09 00:18:46)
予選12位となり、決勝は上位チーム戦となったダオとトリロビートは、早朝、余興である惰性走行大会に参加しました。
モーターは使わないので、ダオはギアを外して参加しました。トリロビートはDD(ダイレ
クトドライブ)モーターなので、そのまま自走して坂の上まで運びました。
惰性走行なら半分くらいで止まるだろう・・・とタカをくくっていたら・・・戻ってきました! エコノすごい!
さらに、ダオは坂を上ってスタート地点が見えるくらいまで到達してトップに躍り出ました。
バイゾンに抜かれたものの、ダオは惰性走行大会で2位になりました。これは本戦も期待できそうです。
本戦は午後から始まります。そのため、十分にセットアップと充電を行うことができました。
しっぽを付けて、さて本戦だ~!
ダオはレース開始後はゆっくりと走っていましたが、慣れていくにつれて徐々にスピードを上げていき、亀吉を追い抜いて、トリロビートに並びました。
その後、1時間半まで、トリロビートの後ろを追いかけたところ、周りの車が失速する中、ダオのペースは衰えず、トリロビートを抜かしました。
その後、上位チームも含め、他チームのペースが衰え続けているのを尻目に、今市工高、T-works、ENDLESS、GRIFFON を抜きました。
最後の一周になり、東海大を抜かして同一周回数まで差を縮めました。そして、残り20秒になったとき・・・
ダオがバイゾンよりも先に戻ってきた!
ダオは最後に上位チームをゴボウ抜きにしてアイシン、ミツバ、バイゾン、東海大に次ぎ、5位になりました。
マイスターはナッツ初の表彰台にのぼりました。
有終の美を飾ったマイスター2008ですが、この大会をもちまして引退です。
車体製作の協力をしてくださった各種企業、団体の皆さん、エコノムーブ製作に協力してくださった人力の方々、技術情報の提供をしてくださったOBさん、そして、ダオを応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
書いた人: セキグチ(2008/10/09 00:12:51)
授業が始まって講義室に行くようになりました。だらだらしていた夏休みがこいしくなってきました。
今年は幸田大会が無くなったので、NATSが最後の大会となりました。
講義が終わった金曜の夜に、集合して積み込みを開始しました。この大会では2年生の参加はなく、OBと3年の2台体制でした。会場が千葉にあるため、準備はゆっくりと行うことができました。
会場には予定より早く到着できました。1日目にある予選は車検、テストランの後、午前と午後の2試合が行われます。午前はOBのトリロビートで、午後は現役のダオが出走します。そのため、現役はテストランが終わるとひまになります。
車検も終わり、テストランをしました。坂のあるコースでしたので、菅生大会で使用したミツバ製のモーターを使用しました。
しかし、ダオの調子がなんかおかしいようで、スピードが全然出ませんでした。ログを確認してみたところ、非常に残念な結果でした。どうやら、坂を下るときの蛇行時にモーターから大きな損失を発生していることが原因であることがわかりました。どうしよう・・・
すると、ある考えがひらめきました。
「アモを積もう」
『アモ』とは、アモルファスコアを積んだエコノムーブでよくつかわれるモーターです。今までは2年生が使用していましたが、今回は2年生が参加しなかったので、予備のモーターとして持っていくことにしましたが、今回使うことになりました。
新ダオ初のアモルファスモーター走行決定となりましたが、まだ1度もこのモーターを取り付けたことがありませんでした。もし、アモが取り付けられなかった場合、最悪、走行不能でリタイアの可能性があります。リタイアの恐怖と戦いながらギアをはずして・・・
「アルミ材が傷ついた!」
もう後戻りはできません。傷ついたところをやすりで削って無事にはめ合わせることができました。
アモ用のギアを取り付けて、モーターを取り付けたところ、何とか取り付けることができました。
レースまでにホイールカバーの取り付けや、ほかの部分のセットアップを終わらせて、グリッドに入りました。
予選開始後・・・様子を見てみると、快調に走っているではありませんか!
その後無事にレースが終わり、ダオは予選後半12位、トリロビートは予選前半3位となり、本戦上位チーム戦で一騎打ちとなりました。
書いた人: セキグチ(2008/10/01 22:53:21)
マイスターエコノムーブ部門3年は、グランプリ最後のNATS大会(去年は11月に行われる幸田大会だったが、今年は行われなかった。)を終えると引退です。2年生も自主的に行動し始め、新1年生も集まりました。だんだん後輩しかいない倉庫に行きづらい感じになって行きました。
今日は、NATSまでにやりたい作業をするために車班が集まって作業しました。今日作業をしたのは、モーターの干渉を取り除く作業と、ホイールカバーの制作です。車班のメンバーで久しぶりに大倉庫で作業をしました。今度は、ギアの組み立て精度の向上と、モーターの回転試験をするつもりです。
書いた人: セキグチ(2008/09/28 22:10:01)
夏休みもあと一週間を切りました。2か月ぶりの授業です。
夏休み最後のエコノムーブの大会であるEco Car Festa 2008に参加しました。
出走車リストを見ると・・・
上位チームがほとんどいない!
そりゃ、1日しかない休日に兵庫(の奥)まで移動できる社会人チームはなかなかいないですよ。
レース概要を見ると・・・
バッテリー4個で60分!
秋田の2倍、NATSの4倍の大出力や~
高出力の幸田大会やタイ大会で好成績を収める傾向のあるMeisterにとっては夢にまで見た大チャンス!これはひょっとして表彰台か・・・(全然エコランから離れているけど・・・)
マイスターはダオと、スポークが折れて走れなくなったパンダの代わりにライトビルトが出走しました。ライトビルトのほうのドライバーは、将来性のある1年に交代になりました。人力のメンバーも数名応援に駆けつけてくれました。
ではセントラルサーキットまで出発~
・・・兵庫遠い!
600キロ近い長旅を終え、セントラルサーキットにたどり着きました。
入場料を払って、・・・えっ?
今までエコノ大会で入場料を取られたことがなかったので意外でした。
会場に着いたら早速車体を出してセットアップしました。
すると、OBさんがひょっこり現われてきました。こんな遠くまでお越しいただいてありがとうございます。
お礼にリンクをプレゼントします。写真もいっぱいあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/gomisai/25783296.html
予選は予定の変更があり、30分に短縮されましたので、急いで出走しました。
ダオは絶好調で走り、なんと予選1位になりました。
そのため、本戦では・・・ダオ初のポールポジション!
(マイスター初は2006年のトリロビート・・・のはず)
本戦用にギア比を適正なものに変えて、出発・・・
なんかモーターと車体が干渉していることが発覚!
幸いにもバックラシを広げることで解消したので、そのまま出場・・・大丈夫かな・・・
本戦が始まりました。私は、裏の観戦席からレースを楽しみました。
30分後、ダオは、アイシンとトヨタテクニカルデベロップメントカンパニー(TTDC)に抜かされたものの、ほかのチームには追い抜かれず、3位になりました。頼むからそのまま完走してくれー
そして、チェッカーフラッグが振られました。3位が確定しました。
車検が終わり、マイスターはエコノ大会本戦史上初の3位で表彰台に上がりました。
私を含め、みんなはしゃいで喜んでいます。
その後、ダオのメンバーは大阪観光をした後、無事に東京に帰りました。
今日、2年生が新車を制作し始めるので、ダオをものつくりセンターに運びました。
左がダオで、右がトリロビートです。あらためてダオの小ささを感じさせられます。
今までものつくりセンターに置かれていたライトビルトは一時的にここに移動されました。
また、トランスパンダはここに移動されました。
これで、私たちエコノ2008は完全に引退です。後輩はどんな車体を作るのでしょうか。そして、ダオは来年も出場するのでしょうか。
その話はまた今後、別の場所でやるかもしれません。
エコノムーブの魅力はみんなで協力して自由な車を作れるところにあります。できた車体は他チームに比べてお粗末なところもありましたが、なんとか走り出し、それなりの結果を出すことができました。また、秋田からタイまであちこちを旅しながらメンバー同士の友情を深め、非常に楽しい思い出ができました。
これで、おたま日記は終わりです。今まで応援してくれて本当にありがとうございました。