エコノムーブ部門の日記です。
書いた人: しゃちょー(2009/10/28 18:14:49)
書いた人: しゃちょー(2009/09/24 13:32:10)
お久しぶりです。
長い長い帰省を終え、久しぶりに倉庫を覗いたところ、すっかり代替わりしてしまっており、軽くウラシマ気分なクラモトです。
8月末に行われたWEMGP2009第3戦、菅生大会は諸般の事情から欠場しました。
そのため、この第4戦大阪大会は実に4ヶ月ぶりのレースとなります。
8月22日 ~移動日~
東京を午前中に出発しました。
・・・が、道中はシルバーウイークの影響をもろに受け、大変でした(笑)
渋滞に次ぐ渋滞。
それでも何とか、全員無事に大阪に辿り着く事が出来ました。
深夜にホテルにチェックイン。束の間の休息を取ります。。。
8月23日 ~レース日~
毎年関西で行われるEco Car FestaでのWEM戦は、他の会場でのレースと異なり、
予選と決勝を一日で行います。
そして去年までは電池4個/1時間という、他のレースに比べて時間当たりで
2倍のエネルギーを使う超高速レースだったのですが、
今年は電池2個で1時間競う、他のレースと同じものとなりました。
今回の会場であるスポーツランド生駒は、普段はカートレースに使われるコースです。
通常と同じエネルギー量と微妙な高低差、そしてバンピーな路面は、
電池とタイヤに優しい走り方を要求してきます。
午前中に行われた30分間×2回の予選セッションでは、それぞれ異なるセッティングを試しました。
しかし、順風満帆とは行きませんでした。
前半は他車との接触、後半はボリューム周りの断線のトラブルが起き、
修理のため途中で走行を取りやめることになってしまいました。
今回の予選はベストラップ方式のため、他のチームのほとんどは攻めて走っていましたが、
Meisterは決勝のための練習走行と割り切っていたため、予選結果は11位/15台、というものでした。
午前中に得られた少ないデータから、決勝での作戦を立てました。
そして午後2時、決勝がスタート!Operaも順調にスタートしていきました。
序盤の5位争い。
強豪チームの一角と互角の走りをみせるOpera。
一時は強豪チームを抜き去り5位を走行、さらに上位を伺うなど、
かなり見ている側からは興奮するレース展開が繰り広げられました。
しかしレースの折り返し地点、30分を迎えるあたりから雲行きが怪しくなってきました。
どんどん抜かれてしまっています。バックストレートの登り坂を走るのも、随分と辛そうです。
ピットインして車両を点検してみましたが、特に大きな問題は見当たりませんでした。
そこで再度コースに送り出してみましたが、様子に変化はありません。
・・・遂に登りの部分で止まってしまいました。。。
コースマーシャルの方に頂上まで押し上げていただき、惰走でピットまで戻ったところで、
リタイアをすることにしました。
Operaにとっては初めての、決勝でのリタイアとなってしまいました。
リタイア原因は電池切れであることはすぐに分かりました。
しかし、なぜレースの半分で電池切れする結果となってしまったのでしょうか。
詳細な原因は現在究明中ですが、データロガーの記録によると、
電池の定格値から取り出せると予想されたエネルギーの半分程度しかエネルギーを使えなかったようです。
これがもし本当なら、序盤の快走があっただけに、またしても悔やまれる結果となってしまいました。
そういうわけで、ほろ苦い大阪遠征となってしまいました。
さて。
次の千葉大会まではほとんど時間がありません。
NATSは、現在3年生の私たちにとっての現役引退のレースとなります。
今度こそトラブルフリーで週末を走りきり、最後に納得のいく結果を得たいと思っております。
応援、よろしくお願いします!
最後に、今回の大会で、タイトなタイムスケジュールで忙しい中、色々なお話を
聞かせてくださった他チームの皆様、本当にありがとうございました!
書いた人: しゃちょー(2009/06/12 00:57:44)
週末は人力部門にくっついてテストランのようです。今週は雨降らないんですかね?
さて。
豊橋大会の報告の続き、決勝編です!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
5/31(Sun) Final
ホテルを6時前に出発し、会場へ。
昨日のトラブルの原因は、どうやら予選スタート時のトラブルの原因でもあった、
ブレーカ周りの配線の接触不良だったようです。
その影響で、ロガー表示には現れない部分で電力消費が跳ね上がっていたため、
表示よりは早く電池が切れてしまった、と・・・・・
今日は曇り。ただ、めちゃくちゃ風が強い!!!
往路が向かい風、復路は追い風。頭を使った走り方が求められます・・・
今日も早めに車検が終わり、トランスポンダのチェックのためコースイン。
WEM-GP部門のフリー走行の時間は終わっていたのですが、委員の方からの
「ついでだから、一周回ってきていいよ」との言葉を信じ、一周だけ本番に向けたテストラン。
・・・戻ってきたOperaを回収していたら、別の委員の方に叱られましたが(汗)、
それでも、本番に向けた貴重なデータはゲット!
この一周の結果を受け、決勝に向けた作戦を確定させ、あとは余裕でスタートを待っていました。
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決勝(予選下位ヒート)開始30分前、突然雨が降ってきました!
慌てて雨対策のタイヤカバーを取り付け始めましたが、全然間に合いません!
涙目で作業していると、アナウンスが。
「決勝第一ヒート(予選下位ヒート)は開始を30分繰り下げます。」
た、助かった~・・・
しかし、何とか準備を終えた頃には、再び晴れ間がでてきました。とりあえず、グリッドイン。
豊橋大会では、1日目の予選をうけて、決勝が上位29台と下位30台での2回に分かれます。
私たちは第一ヒート(下位ヒート)5番手からスタートでした。
11時45分(頃)、決勝スタート!
今度は順調に走りだして行きました。
トラブルと事故に怯えつつ待っていると、なんと!
Operaがトップで帰ってきた!
※写真は2周目です
こればっかりは予想していませんでした。
Opera(&ドライバー)が超気持ちよさそうにかっ飛んでいます!
まぁ言ってしまえば下位ヒートなのですが、それでも、実況の方もOperaについてたくさん言及してくれたし、
何より自分たちのクルマ&ドライバーが首位を快走している姿を見るのは、
本当に気持ちが良かったです!!!!!!
首位を疾走!
一瞬首位を明け渡したりはしたものの、すぐにポジションを奪い返し、その後は独走。
1時間15分を過ぎてもOperaは余裕でトップを爆走していました。
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さて。
このレースのルールは「1時間半以内に走行した周回数が多い順で、同一周回数の場合は
先にコントロールラインを通過した順に順位がつく」というものです。
もし、より多くの周回数が望めそうにない場合は、最終周は早めにコントロールラインを通過したほうが得!
そこでドライバーにペースアップを指示しました。
ところが、好事魔多し。
ペースを上げたその周の中程あたりで、ドライバーから連絡が。
「また前輪がぶれ始めました。」
な、なんだって~
とりあえず、そのままのペースで走らせるのは危険なので、ゆ~っくり走ってきてもらい、
その周のコントロールラインを越えたところで車を止めることにしました。
幸い大きな事故には至らず、トップを守ったまま、決勝(予選下位ヒート)は終了。
15周。暫定トップで終えることができました~
レース後は車体&ドライバーの回収。一気に撤収作業まで終え、もう何もすることが無いので、
メンバーは決勝第二ヒート(予選上位ヒート)を観戦しました。
やはりレベルが高い!トップチームは軽々と15周を越えていきます。。。
第二ヒートでは、第一ヒート一位のOperaがひとまずの基準となりました。
実況の方がレースの展開にあわせて、現状ではOperaが何位くらいに入れるか、という話題を
何度も出してくれたので、状況把握がしやすかったです。
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最終的には、
16位/51台、15周(通過タイム:1h28'23")
でした!
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前輪のトラブルの原因は、またしてもナットの緩みでした。
抜本的な対策が必要なのかもしれません。。。。。
これがなければもう少し上を狙えた、という気持ちがまた残ってしまったレースでした。
気持ちを切り替えて、次のレースでもまた頑張りたいと思います。
皆様、今後とも応援のほど、よろしくお願いします!
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
さいごに。
今回応援に来てくださった4年生(?)の皆さん、本当にありがとうございました!
書いた人: しゃちょー(2009/06/09 01:11:55)
最近はバイト三昧な毎日を送っているクラモトです。
今日は豊橋大会の報告をしたいと思います~
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天気予報では、週末を通して雨のようです。
前回の大会からの変更点は
・ハンドルとステアリンク機構の再設計&再製作
・キャパシタ排除=積み荷無し。シンプルな回路構成♪
・数社のステッカーを貼る
の3つ程でしょうか。大きな改造は最初のものだけです。
これでトラブルが起きないといいな、と思っていました。。。
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5/29(Fri)
10時頃からだんだんメンバーが集まり始めました。
日をまたぐ頃、レンタカーを借り、積み込みをし、いざ出発!
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5/30(Sat)
朝早くに万場調整池に到着。車体のセッティングを進め、1時間半というわずかなフリー走行時間に備えます・・・
曇り空の下、トランスポンダ(ピンクの車体のことではないです(笑)周回計測用の機械です。)のテストを兼ねたコース上の練習走行に一番乗り!
誰もいないコースを数周し、午後からの予選に向けてのデータを取りました。
その後は車検。こちらも順調に進みました。
Meisterの参加する予選ヒートは午後からなので、かなり時間が余ってしまいました。そこで、ゆっくりと必要なもの(ブルーシート、ドライバー用の足袋、両面テープなど)を買いに行き、ゆっくり戻ってきてみると、時間はあまり残っていませんでした・・・
予選レースに向けた準備を進め、グリッドイン。
今回は30台中28番手からのスタート。この予選ヒートには、数々の強豪チームも参加しておりますが
負けてはいられません。
準備万端で、意気揚々とスタートを待ちました。
そして12時50分、予選スタート!
各車、1コーナーに突進していきm・・・あれ?
Operaがグリッド上に止まったままです。
何か重大なトラブルが?と脳裏をよぎりました。
が、どうやら配線が接触不良だったようです。周りから遅れること3分、ようやくOperaはスタートしていきました。
1時間半のレースですが、3分は本当に大きなハンデです。
しかし大きく出遅れたにも関わらず、Operaは何台も抜いて一周目を帰ってきました!
トップチームと遜色ないペースで、快調にかっ飛んています。
かっとびOpera
順位もぐいぐい上がっていっているようです。何位を走っているかはわかりませんが、
僕が見ていたホームストレート上でもどんどん他車を抜いていくし、ペースはすごくいいので、
見ていて非常に気持ちがいいです。
レース開始から40分程のあたりで、実況のアナウンスが順位を整理してくれました。
「・・・・・、10位は東京工業大学Meister Operaです」
な、なんだって?! 10位!?
そう、強豪ぞろいのこのヒートで、10位を走っていたのです。
否が応にも期待が高まりました。
top10圏内走行中♪
・・・が、レースはそう簡単ではありません。
9周を終え、1時間を迎える頃、だんだんペースが落ちてきました。でもまだ電池切れには早すぎます。
何だろうなあ、と思っているところに、ドライバーから電話が。
「止まりました。電池切れのようです。」
な、なんだって?!
とりあえず予選レース終了を待って、ドライバーと車体を回収しました。
ピットに戻りログを見てみたところ、消費は定格値から考えて異常に少ないものでした。。。
不思議です。この場ですぐ原因解明とはいきませんでしたが、ひとまず撤収。
ホテルにチェックイン後、がっつり焼き肉を食べ(流しのメカニック(?)さんと一緒に(笑))、
明日に向けて英気を養いました。。。。。
つづく。
※予選レース終了後、某チームの方からこの大会の電池や、足回りの調整などについて色々なアドバイスと大きなご協力をいただきました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!
この日記をみる人はいるのでしょうか。。。
まだ色々仕事は残っているのに、すっかりOB気分なクラモトです。
10月3~4日に行われた成田大会@NATS(日本自動車大学校)の報告をします。
この大会は、2009年の最後の大会、2007年入学の私達にとっての引退レースとなりました。
金曜日の夜(2日深夜)、積み込みをして出発!!!
早朝には無事に会場入りし、ゆっくりと準備を行いました。
* * * * * * * * * * * *
1日目の午前中には車検。もう慣れたもので、スムーズに合格を頂き、午後の予選に向けてフリー走行を始めました。
(1日目にある予選は車検、テストランの後、午前と午後の2ヒートが行われます。)
おもいっきりトルク側にギヤを振って走らせてみましたが、走行を始めてから数周で電池がお無くなりになられました・・・
ちなみにこの電池、前回の大会で謎の死を遂げた電池だったのですが、あっというまにお無くなりなられたということは、
やはり電池そのものに何かしら問題があったのでしょうか?
そんなこんなで、フリー走行は終了。データ収集は予選に回すことにします。Operaの出番は午後の予選なので、午前中の予選を観戦するなど、余裕がありました。
・・・この時にちゃんと対処しておけば・・・・・・・
午前中の予選は豪雨に見舞われ、皆さん大変そうでした。
走行を見合わせるチームもあり、記録は伸び悩んでいました。
このまま豪雨の中で走らせるのは嫌やなぁ、と思っていましたが、幸いなことに午後の予選までには雨も上がり、
安心して車体をグリッドインさせることができました。
予選スタート!
Operaは無事にスタートして行きましたが・・・
・・・スクリーンが真っ白。
曇り止めを塗る、という発想がチーム員全員の頭から欠落していました。
ごめん、むらむら(ドライバー)。
そんな中でもドライバーは必死に走ってくれました。
しかし、こんな危険な状態で走らせるわけにはいきません。
・・・が、ドライバーとの連絡ができません。
コースサイドからピットボードを掲げてみたり、叫んだりとび跳ねたり併走したり、というのを何周も繰り返して、
ようやくピットインの指示がドライバーに伝わりました!
急いで曇り止めを施し、ピットアウトさせました。
それでも、曇り止めの効果が薄かったのか、遅すぎたのか、再びスクリーンは曇り始めてしまいました。
最終的な予選結果は11位/30台(だったような気がします)。
日曜日の決勝は午後ヒートでのスタートとなりました。。。。。
つづく。