2009年09月の記事です。
書いた人: しゃちょー(2009/09/24 13:32:10)
この記事へのコメント(4)
- ミツバ齋藤 [>電池の定格値から・・・半分程度しかエネルギーを使えな...]
- こーざい [三輪虫さんもおんなじ様な時間で「全然ダメ!バッテリーが無くな...]
- Y.K [うちは,片方だけのバッテリーが変形(膨らみすぎ!!)&発熱し...]
- なかむら@first_step [たぶん電極の内部短絡だと思います
積算電流を取りながら問題...]
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お久しぶりです。
長い長い帰省を終え、久しぶりに倉庫を覗いたところ、すっかり代替わりしてしまっており、軽くウラシマ気分なクラモトです。
8月末に行われたWEMGP2009第3戦、菅生大会は諸般の事情から欠場しました。
そのため、この第4戦大阪大会は実に4ヶ月ぶりのレースとなります。
8月22日 ~移動日~
東京を午前中に出発しました。
・・・が、道中はシルバーウイークの影響をもろに受け、大変でした(笑)
渋滞に次ぐ渋滞。
それでも何とか、全員無事に大阪に辿り着く事が出来ました。
深夜にホテルにチェックイン。束の間の休息を取ります。。。
8月23日 ~レース日~
毎年関西で行われるEco Car FestaでのWEM戦は、他の会場でのレースと異なり、
予選と決勝を一日で行います。
そして去年までは電池4個/1時間という、他のレースに比べて時間当たりで
2倍のエネルギーを使う超高速レースだったのですが、
今年は電池2個で1時間競う、他のレースと同じものとなりました。
今回の会場であるスポーツランド生駒は、普段はカートレースに使われるコースです。
通常と同じエネルギー量と微妙な高低差、そしてバンピーな路面は、
電池とタイヤに優しい走り方を要求してきます。
午前中に行われた30分間×2回の予選セッションでは、それぞれ異なるセッティングを試しました。
しかし、順風満帆とは行きませんでした。
前半は他車との接触、後半はボリューム周りの断線のトラブルが起き、
修理のため途中で走行を取りやめることになってしまいました。
今回の予選はベストラップ方式のため、他のチームのほとんどは攻めて走っていましたが、
Meisterは決勝のための練習走行と割り切っていたため、予選結果は11位/15台、というものでした。
午前中に得られた少ないデータから、決勝での作戦を立てました。
そして午後2時、決勝がスタート!Operaも順調にスタートしていきました。
序盤の5位争い。
強豪チームの一角と互角の走りをみせるOpera。
一時は強豪チームを抜き去り5位を走行、さらに上位を伺うなど、
かなり見ている側からは興奮するレース展開が繰り広げられました。
しかしレースの折り返し地点、30分を迎えるあたりから雲行きが怪しくなってきました。
どんどん抜かれてしまっています。バックストレートの登り坂を走るのも、随分と辛そうです。
ピットインして車両を点検してみましたが、特に大きな問題は見当たりませんでした。
そこで再度コースに送り出してみましたが、様子に変化はありません。
・・・遂に登りの部分で止まってしまいました。。。
コースマーシャルの方に頂上まで押し上げていただき、惰走でピットまで戻ったところで、
リタイアをすることにしました。
Operaにとっては初めての、決勝でのリタイアとなってしまいました。
リタイア原因は電池切れであることはすぐに分かりました。
しかし、なぜレースの半分で電池切れする結果となってしまったのでしょうか。
詳細な原因は現在究明中ですが、データロガーの記録によると、
電池の定格値から取り出せると予想されたエネルギーの半分程度しかエネルギーを使えなかったようです。
これがもし本当なら、序盤の快走があっただけに、またしても悔やまれる結果となってしまいました。
そういうわけで、ほろ苦い大阪遠征となってしまいました。
さて。
次の千葉大会まではほとんど時間がありません。
NATSは、現在3年生の私たちにとっての現役引退のレースとなります。
今度こそトラブルフリーで週末を走りきり、最後に納得のいく結果を得たいと思っております。
応援、よろしくお願いします!
最後に、今回の大会で、タイトなタイムスケジュールで忙しい中、色々なお話を
聞かせてくださった他チームの皆様、本当にありがとうございました!