neighborが2016年12月 6日に書いた記事です。

練習型完成と本番型製作開始

書いた人: neighbor | 16/12/06 18:43 | コメント(0)

十一月のブログノルマを達成できなかったペラ主任neighborです。ちゃんとブログ書いてくれた班には申し訳ない。


プロペラ班は九月から製作してきた練習型(本番型の一部を切り取ったもの)の製作が完了しました。学科の方が忙しすぎてパテ盛りはほとんど一年生に任せっきりだったのは申し訳なかったです。本番型は頑張ります。


雄型から雌型を製作する作業を大積層と言うのですが、今回はその作業について解説しようと思います。
まず前段階としてパテを盛り終えた雄型の表面を蛍光灯が反射するくらいに水研ぎをします。ここで手を抜くと表面精度に関わるので入念に行います。

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ご覧の通りピカピカです。ただところどころ足りない部分があったかな、と思うのは未練でしょうか。

とにもかくにもこれで準備完了です。ここに離型処理としてケムリース10層、ボンリース1層を塗ったら大積層開始となります。(余談ですが離型処理には六時間を要しました)

まず雄型にゲルコートを塗布します。スプレーガンの使用を検討していたのですが、様々な事情から断念して例年通り刷毛で塗布しました。

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三時間硬化待ちして再びゲルコートを塗布します。ゲルコートの硬化時間は三時間らしいのですが、実際にはなかなか固まらないそうなので他班からヒーターを借りてビニール越しに当ててみました。
そのおかげか無事硬化してホッとしましたが、劣化してないかは空焼きしてみないとわからないかもしれないです。

二層目のゲルコートの完全硬化後、積層を開始します。サーフェシングマット、ガラスクロス、カーボンクロス、ガラスマットなどを樹脂をかけつつ、脱泡ローラーで気泡を抜いていきます。

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気泡はクラックの原因になるので神経を使って抜いていくのですが、所定のプライ数を半分ほど積層した後、型の四隅から硬化が始まり、脱泡がかなり難しくなってしまいました。(写真で色が変わっている箇所が硬化が始まっているところです。かなり熱くなっていて積層に支障をきたすほどでした)

硬化が始まってからは質よりも速度を重視して手早く終わらせることを目指しました。硬化剤の量は適当だったはずなので、本番ではどうすればいいかちょっと考えています。もし改善案を思いついた方はご一報いただければ幸いです。

積層完了後、三日ほど型を置いてから脱型を行いました。不幸なことにスルッとは抜けなかったので破壊脱型に移行。

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スタイロを砕いたりアセトンで溶かしつつ、マイナスドライバーなどでパテを剥がし、ある程度したら金属板をひっこ抜きました。抜けなかったのは正直ショックでしたが本番型は十中八九抜けないと聞いているのでその練習と思えばいいのかなとポジティブに考えます。

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最終的な雌型はこんな感じになりました。積層自体はそれなりにうまくいったのかなとは思うんですが、やはり雄型製作段階の精度がかなり甘く、到底本番型に必要な精度に届いていませんでした。本番型は時間をかけてしっかりしたものを作らないといけないと気を引き締めます。

現在は本番型のリブを切っています。スライスがなかなかうまくいってなかったのですが、ペラ金のおかげで去年よりはるかに綺麗なスライスが出来るようになってテンション上がってます(笑)

土台のアクリル板も設計がうまく切ってくれて、去年より早めにパテ盛りを開始できそうなので頑張って精度良いペラを作ります! 応援していただければ幸いです。

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