Nioが2014年9月 4日に書いた記事です。

2014年放映会後 はじめまして

書いた人: Nio | 14/09/04 08:08 | コメント(2)

はじめまして。

2015年執行代全体設計のnioです。

放映会が終わりましたので、
「2014年鳥人間コンテストの結果」
と、
「2015年度の機体コンセプト」
について掲載させていただきます。

①2014年鳥人間コンテストの結果
残念ながら、強風により大会が中止になりました。
1日目の26日は、風が強いながらも全行程を終了。
滑空気部門、タイムトライアル部門は
大会記録更新はならなかったものの、素晴らしい記録を出しました。
http://www.ytv.co.jp/birdman/history/index.html

2日目の朝は1日目以上の強風。
1番機の東北大さんが飛んでから数機が飛行した後の昼前に、雷雨によって競技を一時中断。1,2時間後にセットアップをし直しましたが、その後は飛ぶ機体もなく競技中止のアナウンス。
アナウンスの前に棄権する大学もあり、競技参加を選ぶかどうかでも難しい状況でした。

飛ばさずに無傷でかえってきた機体をどうするのかは、14,15Meisterのメンバーで検討中です。

②2015年度の機体コンセプト
9/2に遅いながらもコンセプト会議を終えました。

コンセプトは...
・「優勝」を目指す!!!
・機速は安定性を考慮し、無難な7.3m/s
・必要出力低減を目指して、超大スパン37m
です。

1つ目、2つ目はともかく、3つ目のスパン37mは一人乗り人力飛行機業界では他に例がありません。⑴運用面のリスクと、⑵飛行時の安定性のリスクがあると思います。
⑴運用面のリスクはTFを例年以上に慎重に行う、などで対応しようと思いますが、ある程度は覚悟をしています。
⑵スパンを伸ばすとき、飛行時の安定性を決めるのは上反角だと考えています。ですので、37mにしつつ上反角を今までの経験値に合わせる事で対応します。ただ問題は、去年までの翼用のシートはヤング率が40ton/mm^2ですが、これを使い続けると翼桁のたわみがたりません。そこで今年は翼桁の一部に30ton/mm^2のシートを使用する事しました。

コンセプトに関しては以上のように決めました。

最後に、改めまして今年もMeisterをよろしくお願いいたします。

nio

コメント(2)

OB | 14/09/11 18:41 | 返信

37mとは凄いですね。
素敵な機体を期待しています!

nioからOBへの返信 | 14/09/20 16:12 | 返信

コメントありがとうございます。
一人乗り機史上、最大の機体が舞う姿を見るのが楽しみです!
応援よろしくお願いします!

コメントを書く


Copyright © 1992-2010 Meister. All rights reserved. E-mail : webmaster@meister.ne.jp