いなが書いた記事です。
書いた人: いな(2008/03/08 22:26:57)
書いた人: いな(2008/02/28 22:30:13)
スキー旅行が終わってからすぐでも早速倉庫は賑やかです。
あと一か月でロールアウトということで目標に向けて忙しい時期になってきました。
今日、作業する教室に東工大の赤本が落し物として落ちててほほえましかった(笑
Meisterにも新入生がたくさん入りますように(‾人‾)
もしかしたらこのページを受験者も見てるかもしれないっすね。
Meisterは熱い新入生を歓迎します!!!
桁試験を3月4日(火)に行います。
場所は昨年と同じ場所でやります。詳しくは代表が言ってくれるはず!!OB/OGさんは時間があるようなら見に来て下さい。
自分は鳥コン提出用の三面図にとりかかろうとしつつ、錘をかける位置と重量についてエクセルで計算中です!!分割数を増やしすぎて曲げモーメントの計算に一回2分半ほどかかるのでその隙をついての更新でした。
単純に計算機としてエクセルを使うのは苦手で。。。
書いた人: いな(2008/02/14 01:20:17)
XFLR5紹介
XFLR5 Airfoil and Wing Analysis Tool
日本語の紹介ページが全くなかったので自分で作ることにした。
使ったことのない人への紹介としての文章です。
XFOILは使ったことあるよ的な人に向けて書きました。
XFOILは翼型の解析ソフトとしてはかなり良いソフトだが
コマンドラインインターフェイス(CUI)なので慣れるのに時間がかかる。
いちいち「?」コマンドを入れなくてはコマンドもわからない。
ヘルプも英語だし(涙
XFOILの30ページぐらいのドキュメントを読んだことがあるけど流体の話な上に英語で辛かった。
XFOILはきちんと使いこなせば「OPER」サブルーチンで翼の解析を行う他に、「GDES」サブルーチンで翼の形をいじりながら再び解析をかけるこもできる。
逆問題を解くことによって「MDES」「QDES」で好みの性能を持つ新しい翼型をデザインできたりもする。
けど使いやすさの点で敷居高い。
値が発散しまくってなんども「↑Enter」を繰り返すはめになる。
JavafoilなんてソフトもあるけどXFOILと値が微妙に異なるので知識も実験設備もない自分にはどっちを信頼するかという問題にもなる。
Javafoilの方がキレイで便利でわかりやすいとは思うけど、XFOILの値を使っている。
蛇足だが、XFOILでNASGにあった翼型やUIUC Airfoil Coordinates Databaseにある翼型全部解析かけてやろうと思ったことがある。
手動だと値が発散するために大変なのでスクリプトを組んで自動的にやろうと思っていた。
その時にEXPECTというインタラクティブなソフトの自動化プログラムを使おうとしてた。
自前のWindous環境下ではEXPECT本体もTcl/Tkの中にあるEXPECTでもRubyのexpectモジュールも動いてくれなかった。
なのでLINUX環境下で試してみてたり、Python言語のcommand関数を使ったりpexpectというモジュールを使えばできそうだとか妄想を広げてた。
このためだけにTcl/Tkやrubyやpythonの勉強をしてしまった。遠まわりすぎる(涙
学校でLinux環境を使うには権限が足りなくて不便だし、
結局Pythonでスクリプトを書こうかと思っていた。そんな妄想を広げているうちに自分でそんなに頑張る必要性もなくなり、うやむやにしていた。
そんなときに『XFLR5』を見つけた。
XFOILの敷居を少しでも低くしてくれるのがこのXFLR5というGPLライセンスのフリーソフト。
XFOILと同様に低レイノルズ数領域での翼型解析ソフト。
Andre Deperroisさんという人がFORTANで書かれたXfoilをC++に書きなおしてGUI化したソフト。
書きなおしただけではない。
計算した値を保存したりグラフ化したり、
本来模型飛行機用だと想像されるが機体の形を入力すると揚力線理論(LLT)や渦格子法(VLM)で
翼の(VLMで尾翼も含めた計算も可能)揚力・抗力・モーメント等々を計算してくれる。
もっと早くに知っていれば楽ができたのに、、、悔しい、、、
ちなみにこれ書いている段階でver3.21e。
まとめると
書いた人: いな(2008/02/13 04:17:46)
今年度の機体を設計をするにあたってこんな感じでした。(作業は除いて
・Xfoilで翼型解析
・エクセルやGnuplotでXfoilのデータをグラフ化して結果をまとめる
・自作のプログラムで揚力・抗力計算(揚力線理論)して翼平面形を決める
・自作のプログラムで主桁の強度計算(材料力学的に)して桁のply構成を決める
・鍋CADで各部品図面書き
これからやることとして・・・
・力のかかる部分についてSolidWorksで応力分布を調べる(本格的にはやらないつもり)
・鳥コン出場書類用に三面図を書く
それぞれ一行で書けるけどそれに何日もかかったりしてました(つД`)
なんで書いたかというとXFOILで翼型解析したのがアホらしくなったからです。
次のレポートにそれについて長文書きます。
自分は行ってないけど東京の鳥コン説明会だけでも100人くらい来てたというのを聞く限り鳥コンの人気を確信。
説明会に行った他のチームの人には悪いけど、今年のパンフレットには「前年優勝チームには、同一組織で機体の安全基準が満たされれば自動的に同部門への出場権が与えられる」という一文が増えたので安心して三面図が書けます(笑
同部門って一言を見るとMeister向けに書いてるわけじゃないんだろうけど(笑毒
書いた人: いな(2008/02/13 03:56:08)
どうも。最小の単位で進級をめざしている設計です。
ロボット工学も受けずロボットを作ってもいないのに制御学科を名乗ってていいのかあやしいですよね(鬱
久々の更新を。
1月の学校始ってからは各班の作業とともに
例年通り一年生に尾翼巻きをやってもらって2本ともOK
テール桁巻き
左翼D桁E桁2本同時巻き
を行いました。
テスト期間にも関わらず先日土曜日から2回目のD桁E桁同時巻きを行いましたがE桁の方が接合部マンドレルが巻いてる途中で動いてしまいました。
そのために再履決定をして、今度(いつになるか不明)巻きなおします。
それと2月16日にA桁を巻きなおします
大きな桁巻きは最後になることを祈るばかり・・・
写真は今年度の桁です。一枚目が手前からA桁B桁C桁、上段に尾翼桁
二枚目は電操がV字まわりをいじっている最中のテール桁とD桁E桁(右翼Eだけまだできてないですけど)
誰か(代表・パイロット・FRP等々)が詳しく更新してくれるであろうから簡単に報告しておきます。
この日がくるのをどれだけ恐れていたことか。
自分で強度計算・上半角推定・設計・製作指揮したものの成果が問われるわけで、
寝れない日もあるくらいで。
あの瞬間が過ぎるまでは不安と焦りと自信の濃い部分が煮詰まったような気分の日々でした。
人前だとできるだけ平常心であることを心掛けてはいるのはケロっとしてるように見えただろうけど。
というわけで、4日に中止にしたので、今日桁試験を行いました。
写真のアップと当日の様子をドラマチックに語るのは誰かが(略
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たわみ(上反角)についてだけ言っておきます。
定常時の1Gに関しては予測通りのたわみ量でした。
予想通りというのは、概算をして(厳密な予測値を出す能力がないので)その値マイナス10cm的な意味でいい感じでした。
測り方的に計測誤差に収まる範囲です。
引き起こし持の1.25Gに関しては少したわみ量が多かったかもしれません。
少し=30cm程度。
実際にいた人はわかると思うけど、端部付近のペットボトルが地面スレスレだったことを思い起こせばわかると思います。
正直、桁の高さミスったかとかなり焦ってた。(汗
これに関しては11月に行った桁破壊試験を思い起こしすとたわみは想定内とも思えます。
今年度E桁相当[90/0/45/45]Φ30の桁で
弾性率弾性率:1.9×1011[Pa](C桁相当桁の半分の弾性率)
が出ていていました。
D桁E桁は[90/0/(0)/45/45]のply構成なので本番桁全体の端5mは弾性率が上の試験同様だと考えると実際のたわみ量は計算より少ないくらいです。
当初の予想通り全体の平均としての弾性率が3.6×1011[Pa]程度だとして計算するのが最も簡単で確実な近似計算だと思いました。
本当は0度層の割合の高いA桁B桁でもう少し弾性率が高く、0度層割合の低いD桁E桁で弾性率が低いのが実際。
計算もできないし、実験もしてないので細かい値は知りません。
次期設計は何やら勉強中みたいですが。
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たわみについてのまとめ
・予測とだいたい合ってて幸せだった
・たわみ過ぎかと思ったけど考え直したらいい感じに思えてきた。ポジティブ
・上反角が設計通り=いい飛行が期待!!
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機体名が決定しました。
これも誰かが詳しく言ってくれるだろうから名前だけ。
((出さない方がいいのかな?
Horizon
に決定しました。
08年度Meisterも盛り上がってきた!!!!