駆動系主任が書いた記事です。
書いた人: 駆動系主任(2009/04/22 00:12:32)
書いた人: 駆動系主任(2008/11/19 20:25:02)
準必修科目が申告漏れしていた駆動系主任の松木です。
とうとう接合部マンドレル第一号が完成しました。
こんなかんじです。
これをマンドレルにつけることにより、径の大きい桁と接合できる径までテーパーがかかった桁を作成することができます。
中はこんなかんじです。
テーパーの始まりの先端は本当に薄く、手で触ると変形してしまうほどです。
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加工し始めはおそるおそる削ってしまいなかなか加工できませんでしたが、慣れてきたら楽しいくらいにバンバン削れました。
かかった日数は内側のくり抜きで一日、外面削りで一日の合計二日でした。コツはつかんだので今後はもっと日数が短縮されると思います。
いやぁ、本当に金属加工は楽しいですね。
書いた人: 駆動系主任(2008/10/14 19:16:05)
どうも初めまして。
駆動系主任の松木です。
今年は駆動系を担当する二年生が僕しかいないので、一年生を鍛えてバリバリ使っていくことになると思います。
とりあえず、順番に今年の夏やったことと、回転試験について書いていこうと思います。
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今年の夏休みは上下ギアボを作ることに全てを費やしました。
これが作ったギアボです。
下ギアボは加工する時間があまり無かったので上部分の肉抜きはしませんでした。
このギアボを作るまで色々なことが起きました。
徹夜してSolidWorksの使い方を覚え、製図したこともありました。
製図に寸法公差、幾何公差、表面粗さが書かれておらず、製図をきちんとするように言われて、工場から加工せずに帰ったこともありました。
そんなことを乗り越えてどうにか両ギアボを一人で作るだけの加工力をつけることができました。
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さて、話は変わりますが、先週の10月8日水曜日に回転試験を行いました。
こんなかんじでした。
この回転試験の目的は、
①パイロットにプロペラを回転させるとどのくらいの負荷がかかるか実感してもらうこと
②実際に自分でギアボを金属加工して、それを組み立てたものがきちんと駆動するかを確認すること
の二点でした。
駆動系としては一応形となったものがきちんと駆動し、パイロットも定常状態の回転の負荷を感じることができたので、とりあえずは一段落といったところです。
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実際に駆動系を作成、組み立てしてみて、今まで良く分かっておらずうやむやにしていた所や、きちんと精度を出さなければいけない部分がだいぶ明確に見えてきました。
今後更に改良を重ねて、より良い駆動部品を作成していこうと思います。
こんにちは。駆動系主任の松木です。
ものすごく久しぶりの更新になります。
前回の更新から今までに駆動系パーツの完成させて、回転試験を二回やったのですが、とりあえず順番に報告していきます。
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まず駆動パーツ完成の件です。
三月末に駆動系のパーツは実は完成していました。
この写真は下ギアボを実際にコクピにはめてみたところです。

うふふ、かっこいいですね。(;゚∀゚)=3ハァハァ
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次に第一回回転試験のことです。
この写真は第一回回転試験が終わった時の写真です。

この時は大きな不具合は無く、内心ほっとしていました。
こうして第一回回転試験は無事終了したと思われていました、しかし、回転計の不具合で実際の回転数よりも高い回転数が表示器に表示されていたことが後に発覚しました。ですので、定常状態の回転の試験はしていなかったのです。
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そして、先週の土曜の夜中GSU中に第二回回転試験をしました。
そこで本当の回転数でパイロットにこいでもらったところ、非常に負荷がかかると言われてしまいました。
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GSU後、ギアボを分解してみたところ、下ギアボのベアリングの一つが滑らかに回転しなくなったいました。よって、今回の高負荷はギアの荷重にベアリングが耐えられ無かったのが最大の要因と思われます。
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そういう訳で、今年の夏休みに作った下ギアボを改良してもう一まわり大きいサイズのベアリングを使って、比較実験を行うことが決定しました。日曜からギアボの追加工を行って、今日なんとか組み立てが終わりました。近いうちにまた回転試験をしてみるつもりです。