管理人の鳥人間日記〜vol.2 7/31・大会1日目〜


7/31 Saturday 鳥コン・1日目
無事、開催地である琵琶湖−彦根市松原水泳場に到着。
現地では早速強い風が吹き荒れていた。
しかもプラットホーム上では追い風だ。
追い討ちをかけるように、にわか雨も何度も。
我々もテントを組み立てることに。

拡大して見る
無事、松原水泳場に到着!!
さっそく積み下ろしが行われました。

事前からわかっていたにもかかわらず、我々の雨・風対策はあまりにずさんだった。
テントは小さく、フレームと屋根の種類も一致してなかったし。
レジャーシートも3枚しかないじゃないか。
テントを補強する杭&紐の用意もないし。
とてもじゃないが話にならない。
というわけで、現地でいろいろ資材を調達することに。
幸い、近くで大きなテントも借りられ、一応機体も置ける状態となった。
しかし、こんな天候で大会は開催するのだろうか…?

拡大して見る
我々も今まで経験したこともない荒れた天候。
関わった全ての人が不安そうに見上げたのではないでしょうか。

そんな不安をよそに、定刻12:00から大会の開会式がスタート。
最初の競技「滑空機部門−オープンクラス」が始まった。
昨年は一部の機体が離陸後に押し戻されるほどの強い向かい風。
今年は雨&強い追い風。
滑空機部門の方々の苦悩が伝わってくる。
そして案の定次々と悲惨な結果に。

拡大して見る
この写真、プラホ上の旗に注目。
すごい追い風です。
最低でも3m/sは吹かないと微動だにしないあの大きな旗が、あんなに激しくはためいているということは…?

追い風が強すぎて機速が出ずに墜落するのは容易に予想できたが、さらに厄介なのは雨である。
登った人が後で「ウォータースライダーみたいだった」と言っていたように、雨のせいで滑りやすく、ただでさえ追い風の中の離陸なのでプラットホーム上ギリギリまで保持していなければならない機体保持者たちは、離陸後に体を滑らせ、プラホから墜落。
当然ルールにのっとりそのチームは失格に。
それも1チームだけでなく何チームもである。
数百mクラスはあろうかというフライトをした上智大学や、前年度まで3連覇中の王者「みたか+もばらアドベンチャーグループ」まで失格の対象となった。
特に「みたか+もばら」さんは機体もすぐに墜落してしまったことで、我々人力プロペラ機部門にとっては大きなプレッシャーとなった。

予定より遅れて機体審査も行われた。
Meisterも一部注文をつけられたが、合格をもらった。
1日目にしてはやくも崇城大学チームは大会を棄権。
悪天候と機体の仕上がりを見ての判断だろう。
初対岸到達を果たしたヤマハ「エアロセプシー」は6年ぶりの出場。
機体審査のときだけ機体を披露し、多くの人が見物に訪れた。
あとは春の事故で出場断念を余儀なくされた府立大「堺・風車の会」の面々と再会を果たすことが出来た。
今でも最終説明会でのパイロット・大塚君の話が思い出されます。
(翌日府大Tシャツをもらってみたりw)

まだ1日目の競技中であったが、夕方になり、明日のためを考えてミーティング開始。
その席で翌日の天候次第ではMeisterも棄権することもあると確認し合った。
そして食事をとって、ホテルへ。
夜はアジアカップの準々決勝の放送が。
熾烈な争いを続け、PK戦までもつれ込んだ日本代表。
PKでは途中2-0まで追い詰められたものの、逆転勝利を収めた日本代表の姿に勇気付けられました。
「きっと明日は飛べる!!」

拡大して見る
ここにも日本代表の試合を見ているメンバーたちが。
この試合には勇気付けられました。

←back next→