2014年7月の記事です。

≪2014年4月 2014年8月≫

本番翼完成

書いた人: smz | 14/07/24 22:45

こんにちは、翼班主任のsmzです。

主任としての更新はおそらくこれで最後になりますね。

 

今週末の鳥人間コンテスト本番に向けて、すべて翼の準備が整いました。

                   ピッカピカの翼

本番翼.jpg

                  翼に映るチェックシャツ

本番翼とチェックシャツ.jpg

去年の大会終了後、琵琶湖で前主任と約束した、最高の翼ができたと自負しています。

 

ここまで来られたのは、皆さんの応援のおかげです。本当にありがとうございます。

残すは本番のみです。最後まで全力を尽くしますので、よろしくお願いします。

 

明日、琵琶湖に向けて、出発します。

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レイクドウィングチップ製作記 製作編第2週

書いた人: smz | 14/07/03 01:29

こんにちは、翼班主任のsmzです。

レイクドウィングチップ製作記、最終編です。

とうとう美しい翼端が完成します。

 

ここまでの作業で部品が完成したので、リブ立てに入ります。桁に対して斜めに立てるので、桁を斜めに固定し、そこに立てていきます。リブに引いた基準線と、おもりをぶら下げた糸が合うように、リブの角度を合わせていきます。翼弦長が短すぎて精度が出しにくいので、同時に後縁材を貼りつけて補助しました。

リブ立て.jpg

 

次はプランク貼りです。リブの立った翼に、切り出しておいたプランクを貼ります。

プランク貼り.jpg

ついでに、後縁材の1plyカーボンも貼りつけました。

プランク貼り2.jpg

ここまで来ると、なかなか翼らしくなってきますね。

 

接着剤が硬化したら、プランクの継ぎ目や端を整えます。立体切り出しのためどうしても精度が出にくく、小さな段差ができてしまったためです。やすりで滑らかに仕上げます。地味にこういう作業が一番好きだったりしますね。

それができたら、後縁材を固定する役割もあるリブキャップの取り付けと、翼端パーツの取り付けを行いました。

翼端取付け.jpg

そしてまた硬化待ちです。形は完全に出来上がりましたね。

 

いよいよフィルム貼りです。これで完成なのでサクッと終わらせたかったのですが、なかなかに手間取りました。というのも、翼端パーツにフィルムを貼るのが難しく、どうしても皺が残ってしまって上手くいかなかったからです。貼っては剥がし、貼っては剥がし、・・・結局フィルムを貼るのに4時間以上かかりましたが、これで完成です。

完成.jpg

いやあ、かっこいいですね。

IMG_2841.JPG

IMG_2909.JPG

以上でレイクドウィングチップ製作記は終わりです。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

現在翼班では、すべてのTFを終えた翼の、フィルムを貼り替えています。鳥人間コンテスト本番に、一番美しい翼を送り出すべく、最後の仕上げ作業です。楽しみにしていてください。

 

追記

テールコーン作りました。去年散々文句を言ったら、私の仕事になってしまいました。だって重かったから・・・

発泡スチロール製で、裏側にはフライ・バイ・ワイヤのケーブルを出すための溝がついています。

テールコーン.jpgのサムネール画像

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レイクドウィングチップ製作記 製作編第1週

書いた人: smz | 14/07/03 01:21

こんにちは、翼班主任のsmzです。

レイクドウィングチップ製作記、第2編です。

 

ここから製作に入ります。設計があがるのが遅すぎた事と、設計終了直後に翼修復が入ったことで時間が無くなり、難易度の高い部分であるにもかかわらず、2週間の突貫作業でした。ここではその1週目について書きます。

 

まずはリブとプランクの切り出しです。後縁材については、他の翼と同じなのでここでは省略します。リブは、後退角がきついために斜めに切り出す必要があるので、2枚ずつマスターを用意して、スタイロ板を挟み込んで切ります。

リブ切りだし.jpg

 机汚いですね・・・。


プランクは、通常は厚み1.5mmのスタイロ板に熱を加えて曲げ、形を合わせますが、今回は翼弦長が短すぎて前縁曲率半径が小さすぎ、曲げて合わせることができないため、立体切り出しを行いました。翼根側と翼端側のそれぞれで、プランクの内側用と外側用にマスターを用意し、それでスタイロブロックを挟み込み、二人で息を合わせて切り出します。

二人のタイミングがずれるとうまく形ができなくなるため、非常に難しい作業です。私の相方が引退宣言して逃げ出すほどでしたが、2年生コンビが大活躍してくれました。

プランク切り出し.jpg


次は削り出しパーツです。翼端パーツと、上反角が付く部分のフィレットがあります。

どちらも、熱線で概形を切り出したあと、本能のおもむくままやすり出します。楽しいです。フィレットに関してはその後肉抜きをし、桁と接着します。桁は直径10mmのカーボンパイプで、上反角と後退角を付けるため、ヒノキとカーボン板のパーツが接着されています。ここで主桁と接合されます。

         翼端パーツ

翼端.jpg

          フィレットと桁

フィレット.jpg

桁に関しては、気付いたら翼班設計が完成させていました。まあ、彼は自由人なんで。気が向けばなんでもやってくれますが、気が向かないとなにかと理由を付けて逃げようとします。

 

これで製作編第1週は以上です。次は最終編、製作編第2週です。

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レイクドウィングチップ製作記 設計編

書いた人: smz | 14/07/03 01:15

こんにちは、翼班主任のsmzです。

大変長らく更新をさぼっていました。申し訳ありません。

2度の翼修復と、翼端製作に忙殺されていました・・・。

 

ということで今回は、翼端製作について書きたいと思います。

修復なんてもう思い出したくもないので絶対に書きません。

3月の交流会でお答えできなかった、製作方法に関する質問への答えも兼ねさせていただきたいと思います。

余りに長くなってしまったので、記事を分割しました。ご了承ください。

 

Meisterの主翼端は、毎年趣向を凝らしたウイングレットを作っていますが、今年はB787を参考にした「レイクドウィングチップ」を製作しました。後退角とわずかな上反角がついた、伸び上がるような形の翼端です。

                 こんな感じ

787.png

 

基本的な構造は他の翼と変わりませんが、他と違う特徴としては以下が挙げられます。

・後退角 これによって、桁に対してリブが斜めに立つ。

・上反角 主翼メイン部との接合部の局所上反角のため、滑らかにつなぐ必要がある。

・プランク立体切り出し 翼弦長が小さく、前縁曲率が大きすぎるため。

・半リブ無し めんどくさかっリブ間の都合。強度上、半リブが連続するのを避けた。

・肉抜き無し めんどくさ小さくなりすぎて有効性がほとんどないため。

・ストリンガー無し めんどプランクが十分に厚く、それだけで強度が保てるから。

・端部一体型 スタイロ削り出しの端部パーツが一体になっている。

 

まずは設計です。本来であれば2ヶ月以上前に全体設計者があげておくはずだったのですが、煽っても煽っても「明日あげる」と言うばかりで一向に出てくる気配が無いので、翼班で勝手に決めました。全体設計から20°の上反角と、リブが立つ部分のスパン、翼弦長の指示はありましたが、後退角と端部については私と翼班設計の独断と偏見で決め、形が美しくならないので結局翼弦長もいじり、承認をとりました。

その後、翼班設計が上記の特徴に注意しながら詳細設計をまとめ、製作に入る準備を終えました。(その後翼修復でしばらく作れなかったんですが・・・)

 

設計編は以上です。お次は製作編第1週です。

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