yが書いた記事です。
書いた人: y(2008/02/22 01:21:50)
書いた人: y(2007/12/22 23:28:06)
前回までのあらすじ
授業という束縛から解き放たれてしまったTeamFRP(Free Random Position)は
時間が有り余っているというだけの理由で
桁巻き強行作戦の開始を余儀なくされた。
まだ主任だけは授業に守られている状況で
残されたFRPはいかにして作戦を遂行するのか!?
今回はB桁でした。作業開始直前に左翼側と決定なされました。通称BLです。
今回は失敗が多かったんですよ。手順やらシートやら……。
シートを切るのは先週やら先々週やらに済ませておいたんですが
何故かA桁より多いB桁用シートを2本分切らねばならなかったり
D桁用も2本分切るなどで作業量が膨大となり集中力が低下していたんだと思います。
もう疲れているんで失敗を手短に紹介しましょう。フォースが使えればこんなことには……。
マンドレル過加熱(笑)、テーパー(笑)、クロス(笑)、フランジ(笑)、山脈(笑)、パイロット(笑)
やたら多いですが、まぁこの経験を明日に役立てるということにしましょう。山脈はテンションテープが一焼きでやってくれました。
明日は主任が10時間ほど遅刻するということもないでしょう。ちなみに最近写真が少ないのはMeiste内での連携不足です。
最後に確認をば。
23日は10:00から桁巻きを開始する予定です。
プリプレグシートを素手で持つなんて絶対にしないよ!
Meisterでは東大生からのコメントを猛烈に募集しています!
書いた人: y(2007/12/19 19:07:07)
24、25日はミトラ教徒になるので、個人的には
クリスマスは格別関係ないんですがね。
そもそも初めから存在が疑わしいものを中止というのもどうかと思いますが
TeamFRP(Freedom Repeat Pollution)は差し迫る作業日程により
桁巻き強化合宿の開催を決定いたしました。
開催日時は下記の通りです。
時刻はすべて予定であり、実際の作業効率、突発事故、疲労などにより前後致します。
21日(金) 10:00〜40:00
23日(日) 10:00〜26:00
24日(月) 16:00〜46:00
予定終了時刻から10時間程度前にテンションテープ巻きが開始される予定なので
その時には非FRP要員の方々はお役御免になるかと思われます。
Meisterの皆様は万事お繰り合わせの上是非ともご参加ください。
書いた人: y(2008/01/17 17:44:24)
前回までのあらすじ
年頃のTeamFRP(Freedom Requested Perfection)にはよくあるタイムリープを起こし、時は2ヶ月近くさかのぼる。とりあえずA桁を完璧に仕上げたことにしたTeamFRP。次はとりあえず楽しそうなC桁だ!
ええ……C桁ですが……、特に書くことも無く……無難に終わってしまいました……。右翼Cはこれ以上ないぐらい完璧に巻けましたし、左翼Cもまぁ良く出来たほうです。
人数が多く、かつ時間ごとに適切に配分されたので出来ました。今思えばこれほどうまく人員が回せたのはこれが最初で最後でした。
というかもう何があったかよく憶えていない。レポート手抜き? 知ったことかーーー!!
書いた人: y(2007/11/28 18:52:49)
前回までのあらすじ
数々の試験桁での修行を終え、新たなステップを踏み出すと決意したteamFRP(Freedom Radical People)。
最初に巻き上げる本番桁は最も太く長く重要な、主翼の中心部、A桁だ!
という予定でしたが急遽上田君を巻くことに。ちなみに上田とは主翼桁とつながるコクピットの上部分の桁。
なぜ変更になったか疑問に思う方も多いでしょうが、遠まわしに言うとA桁用のカーボンシートの構成を
上げられなかったということになりますね。
上田君はできていたので、よかったよかった。
ちなみに、他のマンドレルはアルミニウム製ですが上田君だけは鉄製です。
シートを巻く過程でどういった違いが出るのかよくわかりません。
噂では脱型しにくいということですが、これまたよくわかりません。
でも重いことは確かです。持ち上げたり運んだりが大変です。
そんなこんなで桁巻きがスタート。なんだかんだ言って上田君も結構太くて長いので巻くのが疲れます。
今までは金曜の授業後から開始していましたが、作業後半にあたる未明から作業場には毎回、皆の変わり果てた姿が広がるという惨状が繰り広げられたので
土曜の朝からやることになりました。これなら体力は最後まで残る筈!
今回は気泡がほとんど発生せず、作業は一箇所を除き怖いぐらい順調に進みました。
ネタを差し挟む余地もありません。
そんなこんなでテンションテープまで進んだわけですが、これが最近の若者のようによく切れます。
修復に時間を割かなければならないので、切れれば切れるほど作業時間が延びてしまいます。
去年は一時間ほどで終わっていましたが今回は四時間ほどかかってしまいましたよ。トホホ。
焼き上げも特にトラブルなく終わり、脱型時も抜けにくいということもなく、むしろ抜けやすかったぐらい。
今回は作業も順調に終わり、一箇所を除き大変満足のいく桁巻きでした。
今まで携わってきた桁の中で作業が一番上手に運んだのではないでしょうか。一箇所以外は。
どこに出しても恥ずかしくない桁に仕上がりました。一箇所を除いて。
もちろんこの桁が文句なしに本番採用になると思います。あの一箇所がなければ。
今週のザ・ベストはこちら! ザン! 「桁巻きSOS」






あるサークル作業に密着しました。彼らを待ち受ける試練とは? それではご覧ください。どうぞ!
自由の班TeamFRP(Freedom Recycle Prepleg)。 彼らは桁巻きのプロフェッショナルである。そんな彼らでも抜きにくいマンドレルが、この鉄製の上田用マンドレルである。 だがMeisterには、他チームの想像を超えるもっと抜きにくいマンドレルが存在した!
まずはこの画像をよーくご覧いただきたい。
わからなかった方のためにもう一度。
お分かりいただけただろうか。なんとこの二つ、同じD桁用マンドレルなのである。
そこで今回は、このような特異な特徴を持ったD桁巻きの実態を紹介しよう。
ここは都内のとある施設。今回の桁巻きの舞台である。
主任(本人)「あのときは昨日の失敗を生かしていこうと思っていました。でも、まさかあんなことになるなんて……」
参加者がいつものように90度方向にシートを閉じていた。と、次の瞬間!
なんとシートが短すぎて閉じきれないではないか! これには参加者も苦笑い。
事態の深刻さに気づいた一年生ははすぐさま二年生を呼んだ!
設計(本人)「あのときは、とにかく参加者を落ち着かせることが第一だと考えました」
事態の深刻さに気付いた設計はFRPに出動を要請。 すぐさまFRPが現場に到着。しかしそこで彼らが見たのは信じられない光景だった。
PHANTOM(本人)「シート仕様計算に用いたマンドレルの以前測定した直径と測りなおした直径が食い違っていて、事前に切ったシートのほとんどは使用不可能でした。私たちは最悪の事態も覚悟していました」
現場に運ばれたプリプレグロールに、すぐさま懸命な切断処置が施される。
あなたは以前測定した主任を許せる? 許せない?
y「これはちょっと許せないんじゃないかなあ」
そして22時間後、そこには元気に脱型されるD桁の姿が!
主任(本人)「脱型するときはもう抜けないかと思いました。もう二度と焼ける仕様でないものを焼入れしたりしないよ」
なんとこの2人、ゆうに1万円はするプリプレグシートで遊び始めたではないか! 凄すぎる、凄すぎるぞこの2人。それにしてもこの2人、ノリノリである。
と、ここでネタばらし。実はこのシート、間違った大きさで切られた没シート。もちろんこの2人は仕掛け人。どうせ捨ててしまうならとネタにしてしまったのだ。これには主任も苦笑い。
後日この2人はいくらなんでも遊びすぎと言われ、あえなく御用となった。
レポートをご覧の皆さん、楽しんでいただけただろうか。