2012年10月の記事です。

≪2012年8月 2012年11月≫

袖ケ浦大会9月(2年生チーム)

書いた人: spe | 12/10/26 14:42

どうも、次期Teamエレキ主任のspeと申します。


今回のWEMGP袖ケ浦大会(9/28開催)には3年生チーム(ルーモス)とは別に、2年生のチームも出場しました。車体は2006年度の先輩が制作した車体「トリロビート」をギア駆動できるように改造し、特殊電装のアモルファスモーターを装着しました。

で、肝心の結果の方ですが
トリロビートは一周2.4キロの袖ケ浦サーキットを13周し、18チーム中15位
となりました(ちなみに1位のチームは31周しています)。

本戦序盤では順調に走行し、一時はラップタイムがトップ5入るような快走を見せていたものの、レース開始から1時間10分を過ぎ、下り坂の終端でタイヤが滑って草地に入ってしまい、ストップしてしまいました。
この時すでにバッテリー残量が残り少なかったので、静止状態から上り坂を登るのは困難であるという判断からオフィシャルにピットに引き上げてもらいました。

その後レースに復帰するも、上り坂でパワー不足からストップ。ロガーに表示された電池電力使用量的にももはや登り切ることは不可能と判断し、ここでレース続行を断念しました。


今回の大会では電池を異様に早く使いきってしまうという、ここ最近のMeisterではほとんど見なかったミスを犯してしまいました。
このことの原因ですが、実はロガーに表示バグがあり、次週の目標平均ワット表示機能が正しく表示されていませんでした。そしてさらに、ドライバーへのロガーの表示の見方の教授が不十分であったこともあって車体のスピードを上げすぎ、結果として電力を早く使いすぎてしまいました。

ロガーの表示バグについては、実はこのロガー、2年制のロガー系担当が大会前日の朝に何とか仕上げて動かせる用になった代物であり、私自身は車載の回路や周辺計器(速度計やキャパシタ電圧測定ユニット)の製作と実装にかかりきりになってしまっていました。そのためロガーの動作チェックがおろそかになっていました。
また、ドライバーとの意思疎通(特にロガーの読み方の詳しい教授)が足りなかったのも同じく、エレキ二人が自分の作業から手が離せなくなってしまっていたことが原因です。私がなんとか時間を作ってきっちり教える時間を設ければよかったと反省しています。

その他にもエレキとしての反省点は大小含めて極めてたくさんありましたが、すべてを総合して言えば「タイトスケジュールは良くない」の一点に絞られます。もっと早くに準備をしていればよかったと後悔しきりです。とにかく忙しかった......。

車体そのものにはほとんど問題がなく、後輪のセットアップ時に後輪がパンクしてしまい少し時間が取られた以外にはトラブルはありませんでした。

今回のレースについては、2年生はTeamエレキの不手際のせいであまり良い結果が得られませんでした。3年生のチームを見ていても、「2時間しっかり走り切る」ということがいかに難しいかということを思い知らされた一戦でした。

次回2年生チームが出場するのは11/23のNATS大会です。これもまた今回同様「トリロビート」を使用させていただいて出場する予定です。今大会の反省を生かして、NATS大会こそはしっかり完走していい結果を残していきたいと思います。

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  • [NATSではがんばってね。...]

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