2010年9月の記事です。
書いた人: 7@駆動系 | 10/09/26 15:08
書いた人: 7@駆動系 | 10/09/25 10:36
前回の更新から期間があいてしまいました。
V字マンドレルですが、頑張って脱型しました。その写真です。
そしてついにその時がやってきます。
スポン!と綺麗に抜けてくれました。表面を傷付けることもなく、大成功です。脱型完了。
さて、完成品をじっくり見てみることにしましょう。
いいですね。非常に良いです。表面も綺麗です。これならキレイに積層、脱型できそうです。
歴代のと比較。
いいですね。壮観です。どちらも凛々しいです。ただ、親ばかなので、自分が作ったものの方がイケメンに見えます。
さて、仕事はまだまだあります。接合部マンドレルを作らなくては。設計もまだまだです。
金属加工班は今日も行く・・・。
という矢先、私、駆動系主任が入院。果たして主任は、月末のライブに無事行くことができるのか・・・。続く。
余談ですが、この間アップした写真を詳しく見せて欲しいというお話があったので、大きな写真を上げておきます。
書いた人: 7@駆動系 | 10/09/10 15:02
今日から、Formula One Italian Grand Prixが始まりますね。そう、イタリアと言ったら、フェラーリの聖地です。モンツァサーキットのスタンドが20万人の観客で赤く染まる。フェラーリファンとして、一度は訪れ、そしてその雰囲気に酔いしれたいものです。
今シーズンはあまり結果が芳しくないフェラーリですが、まだ6ラウンド残っているので、チャンピオンの可能性だって十分にあります。この聖地モンツァで、巻き返しのきっかけを掴んでほしい。
そして、強いフェラーリを、10月10日、鈴鹿サーキットで開かれる日本グランプリで見せてほしい。とくに、今年は希望通りのスタンドのチケットが取れたので、一か月後、鈴鹿に行くのが本当に楽しみです。
ドライバーで言えば、フェルナンド・アロンソはもちろんのことながら、フェリペ・マッサにも頑張ってもらいたい。あの2008年のような、とびきりの走りを見せてほしいです。
Italia Grand Prixは、決勝が9月12日(日) 深夜地上波で放送します。
さて、話は変わってV字マンドレルですが、ワイヤーカットで切り出すことになりました。とくに、アールを出す部分は精度を出さなければいけなので、いろいろと気を使いました。また、積層する面は、表面粗さにも気を使う必要があり、三回ほどカットして滑らかに仕上げました。三日ほどかかります。非常に長いです。無事切り終えたのが下の写真です。
隙間に挟まっているのは、両面にアロンアルファを塗って差し込んだアルミの板です。こうすることで、切り終わった後もストンと落ちることなく、取り出すことができます。そして、側面にアセトンを流し込み、アルミ板をペンチで引き抜けば、無事に取り出すことができる・・・はずでした。(続く)
余談ですが、こんな加工もできるんですよ。全部切り出しです。
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書いた人: 7@駆動系 | 10/09/07 15:43
さぁ、今日は9月7日火曜日。Koshi Inaba Live 2010 ~en Ⅱ~ 東京公演 at 日本武道館 まで、いよいよあと三週間となりました。B'zのライブで言えば、今年の3月に、B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at 東京ドームに行ってまいりましたが、稲葉浩志のソロツアーは六年ぶりということもあって、非常に楽しみです。
それに先立って、先月、稲葉浩志ソロの4thアルバム Hadou がリリースされましたが、こちらが非常に素晴らしく仕上がっております。個人的には、8th beat 「今宵キミト」がすきですね。かっこいいです。
ぜひ、聞いてみてください。
さて、余談になりますが、最近、あるムチャぶりを敢行しております。というのは、なにやら、今年はテールの径を変えるということで、V字(尾翼を支えてるやつ)積層用のマンドレルをつくることになりました。
既存のものは、四つに分割して、一つ一つをフライス盤で形作り、それらを繋げるというものでしたが、これだといくら精度よく作っても段差ができてしまいます。そこで、今年は、アルミのブロックから直接切りだすことにしました。
さぁ、紹介しましょう。あるみちゃんです。
150×240×360という仕様です。重さは35kgほどになりますか。まぁ重いです。
石川台の工場に持って行って、技官さんに図面と一緒に見せて、加工方法を相談しに行ったら、なんだか工場中の技官さんの知恵と経験を総動員することになったようです。なんとか製作工程も固まって、ある技官さんからひとこと、「これは私の経験値を超えている。」
どうやら今回の一件は、東工大の工場の技官さんの経験値を向上させてしまう結果になりそうです。まさかのメタルスライム扱い。
設計技術工作センターの皆さん、本当にありがとうございます。重ね重ね感謝を申し上げます。
まぁ、とにかく大変です。ギアボックスどころじゃありません。話せば長くなるので、詳しい加工工程等はまた後ほど。
では、そういうことで。
ここで、コックピット班の班員(クズども)を紹介したいと思います。
まず、コックピット班主任さんです。
担当はフレームです。電気系の学科らしいですね。まぁ、クズです。
写真は、2年旅行のものです。主任さんの主食はソフトクリームのようですね。
実は、私と同じ高校の出身だったりします。あの頃はちゃんと学校に行っていたのに・・・。
次に、駆動系を紹介しましょう。
私です。
クズです。
この写真も2年旅行でのものですね。雨降る中、山梨県は青木ヶ原樹海を散策する一行を写した一枚です。
この一週間後、この三人は原因不明の体調不良を訴えます。私は入院。真ん中のコクピ主任も体調不良で放映会欠席。左の現代表は今だに謎の違和感を覚えているそうです。
つぎに、私の右腕を紹介します。通称、先生です。
この先生によって、コックピット班は体裁を保っていると言っても過言ではありません。
それぞれが別なベクトルでクズな班員の中、常に中立を保っています。(実は一番のクズとかいう噂もチラホラ)
常に一歩引いて見る目を持った頼もしい人です。
そして、最後のクズとなりました。フェアリング主任です。
コクピ主任とともに、コクピのクズの双璧を担っています。真性です。
先代のフェアリング設計が鳥コン後に失踪したため、何の引き継ぎもなく大変そうです。
頑張って設計しているみたいです。
以上が二年生のメンバーです。実は全体設計もコックピット出身なのですが、まぁいいか。
次回は、一年生を紹介します。