鳥人間コンテストへ向けた、Meisterの活動の情報を載せていきます。


2004 8/3 第28回鳥人間コンテスト
人力飛行機部門、最大最後のイベント、鳥人間コンテストが7/31・8/1に行われました。
すでにご周知の通り、週末の西日本は台風の影響を強く受けており、琵琶湖も例外ではありませんでした。

7/31は常に強い追い風が吹き、雨が降ることも何度もありましたが、予定通り大会は開催、滑空機部門オープンクラスが開始されました。
強い追い風の中ではプラットホーム(以下プラホ)ぎりぎりまでの長い滑走を必要とします。
しかし雨のせいでプラホは非常に滑りやすくなっており、発進時の機体保持者がプラホから転落、失格となるケースが何度もありました。
昨年度優勝チームの「みたか+もばらアドベンチャーグループ」も同理由により失格、他チームの記録も悪天候により奮わないものとなりました。
また、新部門の滑空機フォーミュラクラスは進行の遅れにより全てのフライトを消化できず、翌日に持ち越しとなりました。

8/1も雨が降ったり止んだりの天気でしたが、早朝は風の穏やかな気候で、前日から続きのフォーミュラクラスの競技から行われました。
そして、人力プロペラ機部門に移り、フライト順1番であった我々Meisterの出番となりました。
ところがプラットホームに上る途中から風が吹き始め、プラホ上では強い追い風の中でのスタートとなってしまいました。
そしてついに離陸するも離陸した瞬間にチェーンが外れ、そのまま滑空状態で飛行し、着水。
記録は218mと非常に奮わない結果となってしまいました。

その後もフライトは続きましたが、風は強まる一方で、ついに昼過ぎから競技は中断。
天候の回復を待ち続けたものの、日没となり、残り約半分のチームのフライトを残したまま人力プロペラ機部門は中止となってしまいました。
そして主催者側の協議の結果、「人力プロペラ機部門の競技は不成立」との決定がくだされました。
ということで、今大会での人力プロペラ機部門の順位付け及び表彰はありませんでした。
今大会はすべての競技において非常に残念な結果に終わったと言えます。
しかしそれも一つの結果として真摯に受け止め、次の大会を目指したいと思います。

そして、今大会の終了をもってMeister人力飛行機部門2004年度の活動は全て終了しました。
2004年度現役メンバーのみなさん、お疲れ様でした。
来期のメンバーのみなさん、頑張ってください。
そして、2004年度人力飛行機部門の活動を支援・応援してくださった方々、ありがとうございます。
これからのMeisterの活動も、是非注目し続けてください。


2004 8/3 Meister Tシャツ 2004
Meisterのユニフォーム、2004年度版が完成しました。
7/20に到着し、メインカラーは鳥人間コンテスト本番でデビュー。

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左が正面、右が背面のデザイン画。
昨年度が背面メインだったので今年度は正面メインのデザインにしました。
しかし、正面デザインが完成したときにあまりMeisterであることが目立っていないことに気づき、背面デザインを追加。
後ろは着用時に非常に目立ってユニフォームらしくなったと思いました。

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琵琶湖にて。
メインカラーはTurquoise Blueという色で、訳すと「空色」。
まさに琵琶湖を翔けるにふさわしい色だと思います。
他にもメンバーの希望で紺・白・赤ver.を製作しました。


2004 7/4 鳥人間コンテスト最終説明会 in 大阪
鳥人間コンテストの最終説明会が大阪で行われました。
各部門・各チームが集まり、大会の説明を受けました。
そして、出場チームの発表と、フライト順のくじ引きが…。

以下に人力プロペラ機部門の出場チーム&飛行順を紹介します。
他の部門に関しては、鳥コン公式HPへ。

飛行順

チーム名

1

東京工業大学Meister

2

早稲田大学宇宙航空研究会鳥人間プロジェクト(WASA)

3

愛媛大学航空力学研究会 二宮翔会

4

ヤマハ Team Aeroscepsy

5

武蔵工業大学航空研究部

6

金沢工業大学 夢工房

7

東北大学Windneuts

8

横浜エアロスペース

9

広島大学工学部 Hues

10

東京都立科学技術大学T-MIT

11

東京大学飛行理論実践委員会F-tec

12

つくば鳥人間の会

13

芝浦工業大学Team Birdman Trial

14

東海大学人力飛行機研究会TUMPA

15

Cool Thrust

16

帝京大学 Sky Project

17

崇城大学鳥人間チーム

18

九州工業大学

19

日本大学理工学部航空研究会

※くじ引きで1番目を引いてしまいました…。(管理人談)
前回優勝チームの日大が1番最後。
1998年に鳥コン初の対岸到達を果たした伝説のチーム「Aeroscepsy」が復活。
波乱の大会となりそうです!!

-大阪府立大学 堺・風車の会について-
今春、一部地域では報道もありましたが、作業場が全焼してしまいました。
そこから立ち直り、書類審査にも合格し出場を目指して機体製作に励んでいたのですが、結局本番までに「安全性が保証できる機体」に仕上がる見込みがないと判断したため、 最終説明会の席で彼らから正式に辞退の発表がありました。
本当に残念です。


2004 6/24 本番用バイクジャージ到着
パイロット本番用のバイクジャージが届きました。
6/19の第5回TFにて早速デビューしました。
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2004 5/31 コーナー新設
鳥コンまであと2ヶ月。
大会へ向けたMeisterの活動を随時報告していきます。
乞うご期待!!


2004 5/30 Meister T-shirts 2004 デザイン完成
2004年度のTシャツデザインが出来上がりました!!
今年のカラーはAqua Blue・水色です。
※このTシャツのWeb上での販売は行いません。
どうしてもほしい方は知り合いのメンバーに個人的に頼んでみてください。


2004 4/27 書類審査合格
第28回鳥人間コンテストの書類審査に合格しました!!
あとは大会本番まで、テストフライトを繰り返し、万全の体制で臨みます。

-書類審査とは-
大会参加希望すればみんな出られるワケではありません。
出場予定の機体3面図を中心とした書類を提出して、事務局が書類上の審査を行った上で、出場できるチームを選抜します。
だいたい人力プロペラ機・滑空機ともに倍率2倍以上!!


2004 1/5 第28回鳥人間コンテスト開催のお知らせ
今年の鳥人間コンテストについて簡単に説明します。詳細は鳥コン公式HPをご覧ください。
日時 2004年 7/31,8/1
場所 滋賀県彦根市松原水泳場(琵琶湖東岸)
※1度鳥コンを、人力飛行機の機体を、その飛ぶところを生で見たい方はお忘れなく!

また、若干ルールに変更があったのでその情報をお知らせします。
・滑空機部門が
 従来のルールの「オープンクラス」
 機体寸法に制限がかけられた「フォーミュラクラス」
 の2つに分かれる
・人力プロペラ機部門に折り返しルールが設けられる
・人力ヘリコプター部門は休止
等です。

今年の鳥コンは、Meisterはどうなるのか!?乞うご期待!!

※ルール変更の詳細について
今年のルール変更の詳細はルールブック、説明会等によりすでに把握していますが、著作権上の問題があることと、大会事務局の意向により、Web上での情報公開は控えさせていただきます。
熱烈な視聴者の方でどうしてもルール変更の内容が知りたい!という方は管理人にご一報ください。
答えられる範囲内でお答えします。(ただし、あくまでもルールの説明を受けた上でのMeisterの解釈ということでお願いします。)