 
水平・垂直出し ←コックピットtopへ
桁巻きに続いて、フレーム製作の2番目の作業。
各コクピ桁を机の上に並べ、桁同士が正しく接着されるように高さや角度をそろえます。
今回は、上田・前田・後藤の位置を合わせます。(それぞれパイロットの上、前、後ろにくる桁。)
上田と前田・後藤との取り付け位置を合わせ垂直にし、前田と後藤とを平行にし、さらに3つの桁を水平にして中心線の高さを合わせるのです。
(3つの桁の詳しい位置関係はコックピット欄の2004年度コクピフレームを参照。)
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これは大倉庫にあるコクピ机です。一応水平台のつもりですが…(汗)
そして、机の上にあるのが、上田・前田・後藤です。
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これは冶具(jig)です。正しい意味ではないらしいですがそう呼んでしまっているのでこれからもそう呼ばせて。
この上に桁を乗せます。
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水平、垂直出しの作業中の1コマ。冶具の高さを調整しているところです。
あまりに高さに差がある場合は、冶具の下にものを挟んだりします。
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同じく作業中の1コマ。見る上で重要なのは、
・全ての中心線の高さをそろえること
・各パイプの取り付け位置と角度を合わせること
・各パイプを全て水平にすること
です。
水平は水準器、垂直は差し金(L字型の定規・曲尺)を使って合わせています。
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水平・垂直出しが終わったあと。冶具をガムテープで固定します。
これが終わったら、次はパイプ同士を接着させる相貫です。
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